鬼門突破なるか!? 篠原秀典・小林幸司 全日本インドアプレヴュー 

Imgp6117上画像は2010アジア競技大会ダブルス準決勝での篠原・小林。この広州アジア大会を経て一つ上のステージにあがった事は間違いない。

全日本インドア 2月6日 大阪市中央体育館 地下鉄朝潮橋下車徒歩5分

インドアシーズンもいよいよ大詰め、今週末(2月6日)は全日本インドアである。毎年2月の第一日曜に大阪市で開催されるこのインドアは日本最古のインドア大会であり、


同時にインドアの最高権威とされる。日連主催であり、秋に開催される天皇、皇后杯全日本選手権とともに日本一を決める大会なのである。インドアのチャンピオン決定戦といってもいいだろう。

出場資格はその年度(シーズン4月〜)の成績(ランキング等)が厳格に適用されるのでマスターズ的な存在といってもいい。競技生活をおくっている強者たちがまずこの大会への出場を目標として口にするとこともたびたびだ。

一般的にインドア大会というと集客力があるので、一種顔見世興行ともいえる祝祭的な性格をもっているのだが(その代表が東京インドア)、この全日本インドアはそんななかにあって選手権としての色合いがかなり強い。アウトドアの大会で感じるようなシリアスなムードが漂っているのである。

8回優勝の中堀・高川 最後の舞台か?

男子 中堀・高川(NTT西日本広島)がなんと過去8回の優勝(1996、1997、1999、2000、2001、2002、2004、2008)していて2位以下を大きく引き離している。天皇杯9回優勝と合わせて17度の日本一、トータルでも個別でも不滅の大記録である。今回もランキング一位としての出場で第一シードだが、このインドアシーズンはここまでもう一つの成績。このペアとしては今冬限りという噂もあり、その勇姿をいつまでもまぶたにとどめておきたいものだ。

未勝利ながら ぶっちぎりの優勝候補 篠原・小林

優勝候補は第二シードの篠原・小林(日体大桜友会・ミズノ☜左画像は昨年度の全日本インドアより)。このペアのここ数年のの国内大会での勝ちっぷりの凄さは何度も書いてきた。それをコンピューターにぶちこめばぶっちぎりの優勝候補としてはじき出されてくるだろう。しかし、だ。この全日本インドアでは昨年の2位が最高。このペアは天皇杯も未勝利であり、誰もがみとめる圧倒的な実力もち、また実績をあげながら日本一の肩書きには無縁なのである、いまのところだが・・・そんな彼らがどう戦うか興味はそれにつきる。

なんか昨年も同じようなことを書いたなあ、と思い確認したらほぼ同じ、そちらも参考までに(ここ)。
この昨年の駄文では、篠原・小林の張りつめたような厳しさに言及しているが、今冬はちょっと違う印象をうける。なんとなく、だが余裕がでたというか、いい意味で遊びが出てきた感じがする。いうまでもなく強くなったのである。

生半可なダブルフォワードではない 早川・向井

対抗馬としては早川・向井(学連-立命館)をあげたい。天皇杯での準決勝進出でいきなりトップにおどりでてきたが、東京、名古屋のインドアでも目覚ましい活躍をみせてくれた。生半可なダブルフォワードではない。注目である。

頭抜けているが、完璧ではない

女子は混沌、ずうっと最近はこう書いている。有力ペア、実力者は多数だが、だれが勝つか予測は難しい。佐々木・大庭(NTT西日本広島)、杉本・森原(東芝姫路)、上原・平田(ナガセケンコー)といった代表クラスはたしかに頭抜けているが、完璧ではない。むしろつけいるスキがいっぱいある。いつもながらの白熱した戦いがみられそうである。

東京インドアを豪快なテニスで制した逢野・海江田(NTTドコモ四国・ヨネックス)にも期待したい。

→右画像はアジア競技大会での上原絵里(ナガセケンコー)。2008アジア選手権、2010アジア競技大会のダブルスにペアを変えながら優勝し、アジアのダブルスタイトルを独占。掛け値無しにアジアの女王といえるだろう。ということは大本命は彼女ということになる。しかし他では勝ちまくる彼女も皇后杯とこのインドアは未勝利という不思議な結果になっている。4年連続の3位というのも凄いが・・・。(皇后杯とともに)決勝進出もないのである

歴代優勝者 男子 女子

出場選手

アジア競技大会代表は無論全員が出場。

男子

中堀・高川(NTT西日本広島)
篠原・小林(日体大桜友会・ミズノ)
早川・向井(学連-立命館)
鬼頭・川村(山口教員クラブ・宇部興産)
鹿島・中本(学連-早稲田)
上嶋・足利(西文明堂・クラレ)
林田・井口(学連-日体大)
水澤・岩崎(NTT西日本広島)
稲積・塩嵜(日体大桜友会・東京電力)
堀・長江(NTT西日本広島)
小田・今井(学連-日体大)
清原・林(大阪開催地枠 上宮高校)

Imgp9643昨年3位の鹿島・中本(学連-早稲田)。中本は一昨年のチャンピオンだ.

 

女子

佐々木・大庭(NTT西日本広島)
杉本・森原(東芝姫路)
上原・平田(ナガセケンコー)
逢野・海江田(NTTドコモ四国・ヨネックス)
宮代・神谷(学連−東京女子体育大)
水松・東海(学連-日体大)
柏原・野田(学連-神戸松蔭)
深澤・宮下(東芝姫路)
高橋・山下(山口県体育協会)
柴崎・嘉数(東芝姫路)
安川・渕田(学連-早稲田)
田中・足立(大阪開催地枠 枚方信用金庫)

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皇后杯優勝で第一シードの佐々木・大庭(NTT西日本広島)。成績にムラががあるが、それがまた魅力である。




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