ダブルス、団体戦でワンツーフィニッシュ 日本女子

開催国韓国が圧倒的優位と思われたのだが・・・

左上から大槻、小谷、黒木、林田、徳川、中川、泉谷、半谷、高橋、尾上

韓国は昨年アジア選手権優勝メンバーとほぼ同じで強力なベースライナーが並ぶ。しかもサーフェースは日本からほぼ消滅したクレー、それも韓国独特といっていい固く締まった格別に速いアンツーカーだ。


地元開催の韓国が絶対的といっていい優位。それは最初の種目でもろにでた。そもそも苦手といえるシングルスでは苦戦必至といえるが・・・

しかし後半のダブルス、団体戦はいずれもワンツーフィニッシュ。慣れないサーフェースでのこの成果は大いに評価したい。

それにしてもクレー自体が特殊なサーフェースとなった(日本国内の)現状はちょっとどうかしている。

大会参加の決定が遅くメンバー選考がたいへんだったようだが、まず現在日本を代表する顔ぶれ(志牟田・地中、森田・神谷、若田がいないのが寂しいが)。やはり日本は層が厚いといえると思う。

女子ダブルス優勝の小谷・大槻(日本 ダンロップ)。
翌週の全日本社会人(熊本市)にも優勝し、2週連続のビッグタイトル獲得。一気に先頭に躍り出た感。

団体戦決勝。日本A対日本B。男子団体決勝は韓国同士討ち。個人戦はともかく国際大会としては同国同士の対戦はやや興醒めな感は否めない。

準決勝 韓国戦より

これも準決勝 台湾 vs 日本B。指揮をとるのは高川経生コーチ

最終日の朝・・・

団体戦優勝 日本Aチーム 別会場でおこなわれたメダルセレモニーより

団体戦準優勝  日本Bチーム

女子ダブルス表彰式。日本が3組ベスト4に。圧勝といっていい。

1ST ASIAN CUP
KOREA CUP 2017

8月23日〜27日 韓国 アンソン市

夏の恒例となったKOREA CUP、今年は様相が違う。

今年は本来なら東アジア競技大会の年だが、同競技大会は発展的?に変質しユースの大会となり開催時期も2年ずれた。つまり今年は空白となってしまったのである。

東アジア競技大会は総合競技大会であり、他競技はともかくオリンピック種目ではないソフトテニスにとって重要な大会であり、その損失感はたいへんなもの。なによりも各国のナショナルチームが目標を失うことになる(韓国、台湾は今年も代表選抜戦を行っている)。

代替としてインドネシア等でのアジア競技大会プレ大会などのうわさもあったが、既存のKOREA CUPのアップグレードということで落ち着いた。具体的には今回のみアジア連盟主催のASAIN CUPを兼ねることになったのである。つまりKOREA CUP2017は同時に1st ASIAN CUPでもある。

ASIAN CUPはアジア連盟主催の新しいイベントとしてアジア競技大会の前年、つまり4年ごとに開催予定で次回は2021年に中国で開催。

RESULTS

男子シングルス 優勝 船水颯人 準優勝 キムテミン(韓国)
女子シングルス 優勝 キムヨンヘ(韓国) 準優勝 フォンズーシュエン(冯子轩 中国)
男子ダブルス 優勝 ムンデヨン・キムキヒョ(韓国) 準優勝 安藤・丸山(日本)
女子ダブルス 優勝 小谷・大槻(日本) 準優勝 林田・黒木(日本)
男子団体 優勝 韓国B 準優勝 韓国A
女子団体 優勝 日本A 準優勝 日本B

2017年9月発売の『ソフトテニスマガジン2017年11月号』に管理者による第一回アジアカップ兼コリアカップ2017の取材レポートがカラー3ページモノクロ2ページにわたり掲載されています(写真撮影も)。。御一読いただければ幸いです。







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