価値ある準優勝 女子シングルス 冯子轩

2016アジア選手権ファイナリスト

女子シングルス準優勝の冯子轩(フォンズーシュエン 中国)。
昨年のアジア選手権のファイナリストだが、今年のドローの方が格段に厳しく、同じ二位とはいえこちらのほうが価値が高い。

中国選手は基本的にハードコート育ちだがクレーでの成果というのも素晴らしい。

余談だが、こと女子シングルスに関して3強といえば韓国、台湾、中国ということになる。というのもいまだアジア競技大会において日本の金メダルは。無い、からだ(韓国2、台湾1、中国1)。

さてこの冯子轩、たしか2013年の東アジア競技大会(天津)から登場してきたが、着実に実力をアップしてきた。すらっと(アスリート然)とした肢体が美しい選手。来年のアジア競技大会(インドネシア)、そして初の自国開催の世界選手権(2019)が楽しみな選手。

 

 

1ST ASIAN CUP
KOREA CUP 2017

8月23日〜27日 韓国 アンソン市

夏の恒例となったKOREA CUP、今年は様相が違う。

今年は本来なら東アジア競技大会の年だが、同競技大会は発展的?に変質しユースの大会となり開催時期も2年ずれた。つまり今年は空白となってしまったのである。

東アジア競技大会は総合競技大会であり、他競技はともかくオリンピック種目ではないソフトテニスにとって重要な大会であり、その損失感はたいへんなもの。なによりも各国のナショナルチームが目標を失うことになる(韓国、台湾は今年も代表選抜戦を行っている)。

代替としてインドネシア等でのアジア競技大会プレ大会などのうわさもあったが、既存のKOREA CUPのアップグレードということで落ち着いた。具体的には今回のみアジア連盟主催のASAIN CUPを兼ねることになったのである。つまりKOREA CUP2017は同時に1st ASIAN CUPでもある。

ASIAN CUPはアジア連盟主催の新しいイベントとしてアジア競技大会の前年、つまり4年ごとに開催予定で次回は2021年に中国で開催。

RESULTS

男子シングルス 優勝 船水颯人 準優勝 キムテミン(韓国)
女子シングルス 優勝 キムヨンヘ(韓国) 準優勝 フォンズーシュエン(冯子轩 中国)
男子ダブルス 優勝 ムンデヨン・キムキヒョ(韓国) 準優勝 安藤・丸山(日本)
女子ダブルス 優勝 小谷・大槻(日本) 準優勝 林田・黒木(日本)
男子団体 優勝 韓国B 準優勝 韓国A
女子団体 優勝 日本A 準優勝 日本B

2017年9月発売の『ソフトテニスマガジン2017年11月号』に管理者による第一回アジアカップ兼コリアカップ2017の取材レポートがカラー3ページモノクロ2ページにわたり掲載されています(写真撮影も)。。御一読いただければ幸いです。







こちらの記事もどうぞ(関連記事)

コメントをどうぞ

comments

Powered by Facebook Comments