2012年中山盃国際大会混合団体戦より(鄭竹玲・何孟勳 vs.深澤昭恵・井口雄一)
鄭竹玲(台湾)のショートアングルへのパッシッングショット。
鄭竹玲は世界有数のバックハンドの名手。これはセカンドサーブからのラリー、このセカンドが案外に深く、レシーバーの井口はややあわてているが深くはいった決して悪くないリターンを鄭竹玲はじっくり引きつけ、溜め、をつくり、自在なラケットコントロール、繊細なタッチで見事に『虚』をついている。素晴らしいショットだ。
造形そのものも個性的でいずれ紹介したい。
鄭竹玲は2008年が初代表。2010年のアジア競技大会ではミックスダブルスで決勝に進出し銀メダルを獲得(鄭竹玲・李佳鴻)。当時高校生であり、今日にいたるまでアジア競技大会史上最年少ファイナリストの記録保持者である(同種目での日本人ペアの決勝進出はまだない)。
2010アジア競技大会ミックスダブルス決勝後のレッドカーペットが敷かれたミックスゾーンでの取材風景。ソフトテニスではもっともプレミアムなシーンといえるだろう。一番奥でインタヴューをうけているのが鄭竹玲。(奥から順に鄭竹玲、チヨンミン、李佳鴻、キムキョンリョン
2008年アジア選手権台湾代表選抜戦(6月台中市中山公園テニスコート)より。この画像はダブルスだがこの一週間後に行われたシングルス予選で代表を勝ち取っている。当時、卒業目前の中学生。秋のアジア選手権(ムンギョン)には高校一年生になっていたが・・いずれにしても早熟の天才。)
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