疑いもなく現在の最高技術 世界チャンピオンキムジヨンのフォアハンド[ソフトテニスの技法] The Art of Soft Tennis

2018アジア競技大会韓国代表で世界チャンピオンキムジヨン(韓国)のフォアハンド

ぶっちぎりの一位

2016代表選抜

これは2014年の韓国代表選抜戦時の練習風景(以前 正面から撮影した映像を紹介させていただいた

この代表選抜戦で優勝し初代表となった。
以後4大会年連続で予選突破し、韓国代表に。アジア競技大会は2大会連続出場。

この間(2014〜2016) 個人戦にのべ7種目にエントリー、2度優勝、3度の準優勝 三位が2回とすべてメダル獲得と圧倒的な成績。いうまでもなく団体戦は全て優勝している。団体戦を含めた10種目で8回決勝に進出し5回優勝という凄まじさ。世界ランキングがあるとするならぶっちぎりの一位ということになろう。

2016アジア選手権(蘇我)団体戦でのキムジヨン。

FAを行使し名門に移籍

昨年(2017)末までオクチョンの所属だったが契約満期となりFAを得て争奪戦の末、多額の移籍金とともに名門テグ銀行の所属となった。

その移籍第1戦が先のアジア競技大会代表選抜戦。例年に比べてコンデションがもう一つだったが、環境が変わったからか、それともあまりに早いシーズン開幕(1ヶ月近く早い)にうまく調整ができなかったか?おそらくはその両方だが、さすがにダブルス予選で2番目に代表に名乗りをあげた。

2014アジア競技大会団体戦決勝(インチョン)

現在 類例のないスケールのフォアハンド(セミウエスタン)で日本には似た選手さえいない、いや韓国でも異質であるが、最高技術であることは疑いがないと思う。

技術的な解説はこちらをクリック

キムジヨンの国際大会全成績

2014アジア競技大会

団体 優勝
ダブルス 準優勝(キムジヨン・ユンスジョン)
ミックスダブルス 三位(キムジヨン・パクキュチョル)
(シングルスはエントリーせず)

2015世界選手権

団体 優勝
シングルス 優勝
ミックスダブルス 準優勝(キムジヨン・キムボムジュン)
(ダブルスはエントリーせず)

2016アジア選手権

団体優勝
シングルス 優勝
ダブルス 3位(キムジヨン・コウンジ)
ミックス 準優勝(キムジヨン・キムボムジュン)







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