日本男子三冠!!女子団体はワタキューが二度目
アンソン国際テニスセンター。2007年の世界選手権の為に大規模改修され大屋根がつけられた。室内クレー8面 室内ハード4面。
昨年同様、アンソンで開催された(13日〜16日)のコリアカップ2018。日本男子が3種目完全優勝。女子は個人戦2種目を韓国、団体は各国ナショナルチームをおさえてワタキューセイモアが2度目の優勝を遂げた。
開催国韓国U22中心で代表経験者は男子はキムジヌン(2015世界選手権、2018アジア競技大会)、キムボフン(2016アジア選手権)の二人。女子もNH BANKが出場しているがムンヘギョンの棄権で代表はゼロ、その他男女とも有力選手の参加はほとんどない。台湾もU21チームと若い。大会全体のレベルは低調だったといえる。
男子ダブルス
安藤は昨年に続く二位である(昨年は安藤・丸山)。ベスト4はほぼ同世代。
決勝
船水颯・上松(日本)5−1安藤・内田(日本)
準決勝
キムヒョンギュン・ユジョンミン(韓国)0−5船水颯・上松(日本)
チェジョンラク・ペクホンジョン2−5安藤・内田(日本)
準々決勝
ジョンジミン・キムボフン(韓国)2−5船水颯・上松(日本)
一回戦(決勝ラウンド)
キムヒョンギュン・ユジョンミン(韓国)4−2船水雄・九島(日本)
女子ダブルス
決勝
イミンソン・ハンスビン(韓国)5−4大槻・泉谷(日本)
大槻二連覇ならず(昨年小谷・大槻で優勝)。しかし泉谷とのダブルフォワードは見応えがあった。
イミンソン・ハンスビンともにNHBANK所属で慶北観光高出身。イミンソンがプロ2年目、ハンスピンは1年め。イミンソンが今年の春に比較しても成長した姿を見せた。
準決勝
徳川・黒木(日本)3−5イミンソン・ハンスビン(韓国)
大槻・泉谷(日本)5−1河村・松本(ワタキューセイモア)
女子シングルス
決勝
イムユリム(韓国)4-2ワンユフェイ(中国)
イムは名門慶北観光高校からムンギョンに入り3年目。21歳、まるで台湾選手のような天才肌、韓国女子としては異能の選手といえる。今年の代表選抜でも活躍。
準決勝
イムユリム(韓国)4−2尾上胡桃(日本)
ロウシュチン(台湾)1−4ワンユフェイ(中国)
準々決勝
イムユリム(韓国)4−0キムユジン(韓国)
大槻麗(日本)3−4尾上胡桃(日本)
ソヒョンジョ(韓国)3−4ロウシュチン(台湾)
チェスンヒョン(韓国)2−4ワンユフェイ(中国)
男子シングルス
決勝
上松俊貴(日本)4−2キムジヌン(韓国)
キムジヌンは世界選手権 アジア競技大会の2大大会のシングルスチャンピオン。上松大殊勲といえる。
準決勝
船水颯人(日本)1−4上松俊貴(日本)
キムジヌン(韓国)4−1イウンヨン(韓国)
準々決勝
船水颯人(日本)4−?ライユーチン(台湾)
キムボフン2−4上松俊貴(日本)
船水雄太(日本)0−4キムジヌン(韓国)
イウンヨン(韓国)4−0DHIMAN ROHIT(インド)
女子団体
女子団体優勝のワタキューセイモア。1実業団が各国ナショナルチームを凌駕したことになる。数年まえにも達成しており2度目、無論実力者揃い。韓国との縁も深い。それにしても女子団体で日本に勝った韓国Bは高校生主体と聞いたが、にわかに信じられない感じ(日本はナショナルチーム)。
決勝
韓国B 0-2 ワタキューセイモア
準決勝
韓国B 2- 中国
ワタキューセイモア 2- 韓国A
二回戦(準々決勝)
日本0−2韓国B
中国2−0モンゴル
台湾0−2ワタキューセイモア
フィリピン0−2韓国A
一回戦
パキスタン0−2韓国B
マレーシア0−2ワタキューセイモア
キリギスタン/ヴェトナム/カザフスタン0−2フィリピン
男子団体
決勝
日本 2−0 韓国A
船水颯・上松 5-3 キムヒョンギュン・ユジョンミン
船水雄 4-1 チェジョンラク
代表経験者3人とそれに準ずる2人の日本、代表ゼロの韓国 、力の差は歴然、その通りの結果となった。トップのダブルスは前日の個人戦でも対戦。5−0で日本ペアが勝利。ここでは韓国ペアが思い切りよく当たって競り合ったが・・・・。
準決勝
韓国A2−0モンゴルA
日本2−0韓国B
二回戦(準々決勝)
韓国A2−0モンゴル
パキスタン0−2モンゴルA
日本2−0フィリピン
韓国B2−1台湾
一回戦
韓国A2−0マレーシア
ベトナム1−2モンゴルB
モンゴルA2−0中国
日本2−0インド
カンボジア0−2フィリピン
韓国B2−0ラオス
モンゴル0−2台湾
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