技あり!バックハンドカウンタークロスパス(アドコート) ユンヒョンウク —新世代のヴィルトゥオーゾ—

2019年世界選手権韓国代表 ユンヒョンウクの鮮やかな死角打ちバックハンド。

ユンヒョンウクは2015年の前回世界大会に続くシングルス代表選抜戦優勝で二度目の代表入りを果たした。この動画の2015大会ではダブルスでも五位に食い込んでいる。

ダブルスでのプレースタイルは基本後衛。もっとも従来の韓国ベースライナーのイメージとは(スキルそのものが)全く異なるニュータイプといえよう。

相手は2013年東アジア競技大会代表のイサングォン・パクサンミン。イサングォンは2014アジア競技大会韓国完全優勝時のメンバーでもある。彼もニュータイプといえハードコート巧者である。

イサングォンのボールは決して甘くなくむしろ完全な有効打だが、ヒョンウクは後退しながらハーフボレーのようなライジング、完全に虚をついた。タイミングだけではない。ここでみられる繊細なラケット捌き、フェースコントロールの絶妙さ。真にテクニックの勝利だろう。

イサングォン・パクサンミン vs ユンヒョンウク・パクサンミン(2015韓国代表選抜)より。







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