楊勝發・李佳鴻 3年連続出場!!
毎年台湾、韓国からトップクラスを招待しているYONEXCUP2010 国際札幌大会が冬の招待インドアシーズンのトップを切り12日に開催される(札幌市きたえーる 北海道立総合体育センター札幌市豊平区豊平5条11丁目1番1号)。右画像がきたえーる。巨大な体育館で4面敷設が可能。
その注目の海外招待選手、11月のアジア競技大会で2個の金メダル、個人戦ダブルスでは2連覇を飾った台湾の楊勝發・李佳鴻(ヤンシェンファ・リーチャーホン)の3年連続出場が決まった。
アジア競技大会2連覇という快挙を達成し、ソフトテニス史上最強への道をまっしぐらという感じの楊・李をアジア競技大会終了から一ヶ月もしないうちに見ることができるというのは大きな喜びである。札幌のファンがうらやましい限りだ。
異例中の異例そして浅からぬ縁・・・
実はこの大会、楊・李と浅からぬ縁がある。
実はこのペアの誕生のきっかけがこのインドアなのである。
楊・李がこの大会に初めて出場したのが2002のこと。彼らがまだ10代の頃である。台湾期待の若手であったが、まだ代表経験はなく、組むのもこの大会がはじめてであった。
大会直前に李佳鴻が足を負傷(授業中のバスケット)し、3位におわったものの、ペアそのものには好感触をおぼえたことが2年後のスーパーペア誕生のきっかけなのである。
そう、まさに楊・李は札幌生まれ!!なのである(2003年に楊勝發は方同賢とのペアで世界選手権個人3位、団体優勝を果たしている。李佳鴻は2004アジア選手権でダブルス3位団体優勝。楊・李がパーマネントなペアとして正式にスタートしたのは2004年、国際大会にペアとして初めて登場したのは2005年)。過去3度出場していまだ優勝がないのも不思議だが、今回こその期待もかかる。広州(アジア五輪)ではなかった中堀・高川との対決があるか?!
韓国で現在もっとものっているペア
韓国からは今年のチャイニーズカップ準優勝のナン・ヤン(ソウル市体育局)。このペアは今年の韓国国体の優勝ペア。どの大会の優勝者をもって韓国NO.1とするかはむずかしいところだが、この国体が最右翼候補といえるだろう(ナム・ヤンは団体戦にもソウル代表で出場し優勝)。韓国で現在もっとものっているペアである。
ナンテクホはテグカソリック大学出身。2006年ドーハアジア競技大会にシングルス予選で優勝して出場している。2008年の大学王座に出場のため来日している。
ヤンヂンハンはごぞんじ2008アジア選手権ダブルスチャンピオン。このときは篠原・小林、中堀・高川を連破している。いつでもめいっぱいのプレーをみせてくれる魅力あふれる選手。特にアジア選手権優勝後は充実している。2007年にヤン・リーとともに熊本インドアに出場している。
四大国際大会経験者だけで12名
韓国からはキムエーギョン・チョオク。広州アジア五輪ダブルス銀メダル。エーギョンはシングルスでも銀メダル。キムエーギョンは2007の世界選手権が国際大会デヴューだったが、そこから先日のアジア五輪女子ダブルス決勝でやぶれるまで(四大国際大会において)日本戦負け無しであった。まだまだ成長過程の選手であり広州では未熟な部分がチュオクとともに出てしまった感じ。
台湾からはやはりアジア競技大会代表の鄭竹玲・朱芸萱。鄭竹玲はミックスで銀メダル。台湾女子としては1994年広島アジア五輪以来の銀メダルを獲得している。朱芸萱は昨年度も出場しており、2年連続。アジア競技大会での台湾女子の活躍は目覚ましく、特に高校生代表だった鄭竹玲のまさにのびざかりといったテニスは新鮮だった。昨年の国際ジュニアでも来日している。
もちろん日本選手の超豪華であり、アジア五輪出場選手は小林以外の9人が出場し、四大国際大会経験者だけで12名という偉容である。
以下におもな出場選手を・・・
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