二十八年前・・・・1987全日本インドアニュース映像 ソフトテニスアーカイブ


超満員で凄い熱気

昭和62年(1987)の全日本インドアの様子を伝えるニュース映像。会場は旧大阪市中央体育館。当時はNHK大阪そばの大阪城内にあった。むろん暖房などはなかったが、例年超満員で凄い熱気だった(ただキャパは現在よりかなり少なめ)。


この1987年大会、男子は(初代?)中本・井口が山本・沼田(天皇杯2連勝中)の3連覇を阻み、初優勝。中本・井口はこの年の天皇杯で優勝することになる。この映像では残念ながら男子の様子は紹介されていない。

女子では長瀬ゴム(現ナガセケンコー)が一〜三位を締め、同チームの7年連続優勝を飾っている。長瀬ゴムは翌年も優勝しチーム8連覇を達成することになる。これは現在に至るまでの最高記録(次点は1989年より東芝姫路が達成した7年連続優勝)。

1987年というと国際大会はまだ世界選手権しかない。しかし翌1988年に第一回のアジア選手権がはじまり、1990年に北京で開催されたアジア競技大会に公開競技として参加、という流れになる。そのアジア競技大会への採用を目指し、軟庭界自体がとても熱をおびていたたような気がする。

記録 男子

準決勝
山本・沼田(村本建設・高田高教)5-3若梅・田中(松戸六実高教・新星堂)
中本・井口(呉三津田高教・宮崎旭中教)5-3津乗・米本(姫路商教・宇津原鉄工)

決勝
山本・沼田(村本建設・高田高教)1-5中本・井口(呉三津田高教・宮崎旭中教)

記録 女子

準決勝
宗盛・伊藤(長瀬ゴム)5-4川口・原田(学連-昭和学短)
桜井・塩崎(長瀬ゴム)3-5白紙・伊藤(長瀬ゴム)

決勝
宗盛・伊藤(長瀬ゴム)5-3白紙・伊藤(長瀬ゴム)


男子 ベスト4の8人中5人が教員というのは時代を感じる。







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