杜咸翰・劉家綸 アジア選手権台湾代表選抜ダブルス一次戦(台中市)、最終戦(嘉義市)ともに2位でアジア選手権出場を決めた。杜咸翰は国際大会そのものが初出場。画像はいずれも7月15、16日に嘉義市立テニス場で開催された最終戦より。
生ける伝説・・・
劉家綸は2011年世界選手権以来の代表復帰、アジア選手権は2004年のチェンマイ大会以来3大会振り3度目の出場ということになる(前回は開催国ワイルドカードを得て個人戦のみに出場予定であったが都合で返上している)。
初代表が1999年の世界選手権であり、その頃の代表クラスで今だにトップで活躍している選手など日本にも韓国にも皆無である。まさに生ける伝説といえる。
- 劉家綸の主な戦績
- 1999世界選手権 団体優勝 シングルス準優勝
- 2001東アジア競技大会 ダブルス銀メダル
- 2004アジア選手権 団体優勝
- 2010アジア競技大会 金メダル ミックスダブルス銅メダル
- 代表歴 アジア競技大会(2002、2010)、世界選手権(1999、2011)、アジア選手権(2000、2003、2016)、東アジア競技大会(2001)
世界で最速最強 杜咸翰のフォアハンド
杜咸翰は台湾期待のベースライナー、いよいよ出てきたかという感じ。
現在世界で最速最強のフォアハンドを持っており、それは少しもおおげさでなく、あのドンフンをも凌駕するとみる。
故にトレンドとやや、いやかなり、ズレがないことももなかった。
今回はその持ち味を封印した感じで本来の凄さがみられたわけではない。というかまったくその個性を発揮していないようにも見える。
全体としてテニスがまだまだ垢抜けないのは経験不足。しかしその分将来がうんと楽しみな選手。
こちらの記事もどうぞ(関連記事)
コメントをどうぞ
Powered by Facebook Comments