新世代のヴィルトゥオーゾ 『林鼎鈞のジャンピングスマッシュと背面ショット』 インチョンアジア競技大会プレスペシャル

驚異的な高さと滞空力

第17回アジア競技大会台湾代表の林鼎鈞。台湾男子は前回第16回大会(2010広州)の総合一位(メダルトータル)。2006年にドーハで開催された第15回大会でも総合一位であり、2連覇中ということになる。林鼎鈞はそんな台湾で前回につづき予選をトップで通過した。前回は劉家綸、今回は李佳鴻とのペア。


以前彼のフォアハンドを取り上げた時、『模範的ではあるが、特徴にとぼしい』と書いた事がある。その印象は今も変わらないが、今回の予選をみて新たに、いや改めて感じた事が有る。それは身体能力の高さだ。この動画の二つのプレーでもそれは十分感じることができる。

後半の背面ショットで見せる非凡さはあえて触れる必要もないだろう。
注目は前半のジャンプスマッシュにおける高さと滞空時間である。特筆すべき驚異的な能力といえるのではないか?近年、こんな凄いジャンプスマッシュを私はみたことがない。

動画は5月に高雄で開催された台湾代表選抜戦より。

 

2010第16回アジア競技大会男子団体決勝での林鼎鈞。中堀・高川を破り優勝を決めている。
2010第16回アジア競技大会男子団体決勝での林鼎鈞。中堀・高川を破り優勝を決めている。







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