これが『韓流』だ!キム・ジェボクのバックハンドローボレー

新世代のヴィルトゥオーゾ これが『韓流』だ!キム・ジェボクのバックハンドローボレー

2004アジア選手権(チェンマイ)でのキムジェボク・パクチャンソク

〜前略(全文はこちらをクリック)〜

ラケットが視界が消えるととたんにラケットのコントロールが難しくなる、ということはあまり知られていないが、特にボレーでは重要なことである。

視界から消えるほどテイクバックしてはいけないということではないが、確実にリスクはあるのだ、と認識することは大事だろう。

韓国はローボレーに限らず、ネットプレーにおいては、このコンパクトなテイクバックが徹底されているといっていいだろう。

〜中略(全文はこちらをクリック)〜

ネットプレーの指導というと、下半身を大きく使うこと、またジャンプして処理すること、が20世紀末から強調されてきた(正確には80年代から)。

これは80年代以前の教条主義的な指導法への反動であり、その殻を破るという大きな役割を果たした。その功績は大きい。

しかし、だ、現状を冷静にみてみると、ミイラとりがミイラに、とでもいうような奇妙な感じになってしまっている。ジャンプする、ということを妄信するようになってしまったのである(下半身を大きくつかう=ジャンプする、という誤解もある)。

念のためにいっておくが、ジャンプすることがいけない、といっているわけではない。それも重要な技術である。

アジア選手権ダブルスで優勝した直後のキムジェボク・パクチャンソク。当時テグカソリッック大の2年生。

80年代以前はジャンプすることはタブーであった。それがプレーの幅を狭めていたし、非常に窮屈だったのである。

そこから解放されたのは素晴らしいことである。しかし、当たり前のことだが、それが全てではないのだ。

ところが、なにもかもジャンプ、なんて風潮があるのである。ぴょんぴょんぴょんぴょん、まるでうさぎよろしくジャンプをくりかえすプレイヤーがネット付近に多量に出没している。そして当然すぎるぐらい当然だがプレーはおそろしく雑である。でもこれが基本なんです、なんでも飛んじゃえば間違いないんですぅ、という風潮が、くり返すが、確かにあるのである。ドグマに陥ったというしかないではないか

〜後略(全文はこちらをクリック)〜







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