ゴールドメダリスト(アジア五輪個人戦)が3人 世界ソフトテニス選手権台湾代表決定!!

韓国の代表選抜と基本的に一致

今年の台湾代表選抜は微妙に違う。むろん恣意的要素の全くない完全結果主義とダブルイリミネーション(双敗淘汰制)という基本ラインに変更はない。

昨年は長期(一年強)にわたりランキング戦を繰り返し選手をどんどんしぼっていく方式だったが、今回は、台湾にしては短期決戦、かなり大雑把。というのも今年は台湾国体の年であり、スケージュル的にそちらが優先されたり、またアジア学生、アジアジュニアのそれぞれの予選があり立て込んでいた。世界選手権の最終選考がおわったのは7月末というのも異例の遅さである。

大規模な双敗淘汰制トーナメントを3度、具体的にはダブルス2回、シングルス1回を行い、ダブルスはそれぞれの優勝者が、シングルスは上位2名が自動で代表に決定する。これは韓国の代表選抜と基本的に一致している(韓国が台湾方式を参考にした歴史的経緯がある)。

3人のアジア競技大会個人チャンプ左から鄭竹玲・余凱文(2018ミックス優勝、江婉綺2006シングルス優勝
男子

じっくり長時間(一年間)しぼっていった昨年、一気に決着させた今年。しかし結果は全く同じとなった。昨年のメンバーは全員残留しそれにプラス1といことである。もっとも昨年とはペアがかわっているので代表選抜の勝者は若干いれかわっている。

昨年、ダブルスで抜けた陳郁動が今年はダブルスに失敗し、シングルスで抜けた。陳は6月のコリアカップでユンヒョンウク、キムジヌンという韓国代表選抜シングルスの一位、二位と連破し優勝するというにわかに信じ難い快挙を達成して驚かされた。

逆に昨年ダブルスに失敗しシングルス予選で驚異的なカムバックを果たした陳宗彣はそのインドネシアで組んだ郭建群とのペアで2番目に抜けた。

トップで予選突破したのはいうまでもなく現在世界最高のペア余凱文・林韋傑。

+1という新人はシングルス予選で勝ち残った張祐菘。中学生のころから知られた選手だが、先日のコリアカップでは実弟の張祐瑄とのペアで三位、準々決勝では韓国トップクラスのパクファン・パクサンミンを破り韓国のベスト4独占を阻止、注目をあびた選手だ。

予選結果 
ダブルス一次戦 余凱文・林韋傑
ダブルス二次戦 陳宗彣・郭建群
シングルス 一位 陳郁勳 二位 張祐菘

左上から余凱文 郭建群 陳郁動(上段) 林韋傑 陳宗彣 張祐菘(下段)
女子

昨年の選手は2名と入れ替わった。世界選手権初出場は3名、うち国際大会そのものの初出場は2名。

注目は2大会連続、4度目の世界選手権出場を決めた江婉綺。2006ドーハアジア五輪ゴールドメダリストである。前回のインド大会に出場したあと半ば引退かと思っていたが、今回教え子の高校生江旻育(むろん初出場)サウスポー)とのペアでダブルス予選を2番目に抜けた(このペアは国体(嘉義県代表)でのペアリング)。
江婉綺は2002年のアジア競技大会が国際大会初登場。世界選手権には2003年大会が初。

もう一人の新人は羅舒婷。この選手は中学生時代は硬式の選手という変わり種。3年時の台湾全中ソフトテニスでシングルスに出場し、いきなり優勝してセンセーショナルな話題に。そのまま高校(忠明高中)ではソフトテニスに転向した(台湾では学年末に総体がある)。いかにも端正な技術だがバックハンドに硬式の名残がある。

ダブルストップで抜けたのは郭千綺・馮子瑜、郭は世界選手権3大会連続出場。もはやおなじみの選手だろう。

馮子瑜は世界選手権は初だが、2016年のアジア選手権の代表。中学時代(屏東)は女子部が彼女一人、男子部に混じってシングルスを磨いたツワモノだ。

エース 鄭竹玲(昨年のアジア競技大会でミックス金、シングルス銀)今年はダブルス予選に参加せず、シングルスで勝ち抜け。世界選手権は3大会連続の出場。

予選結果 
ダブルス一次戦 郭千綺・馮子瑜
ダブルス二次戦 江婉綺・江旻育
シングルス 一位 鄭竹玲 二位 羅舒婷

左上から江婉綺 郭千綺 馮子瑜(上段) 江旻育 鄭竹玲 羅舒婷 (江旻育の画像は葉佳霖コーチ提供 謝謝)




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