偉大な記録へ・・・天皇賜杯・皇后賜杯全日本ソフトテニス選手権　２０１９　北上市

歴代五位　船水颯人

天皇杯では船水颯人が二連覇三度目の優勝を果たした。

今年で７４回を数える全日本だが、これは天皇杯を下賜されたてからの回数で、それ以前（二次大戦前　戦中昭和１７〜２０年は中断）もカウントすると９３回になる（当然カウントすべきだろう）。

その１００年になろうかとする歴史で二度以上優勝したのは３６人。三度以上優勝したのは半数の１８人となる。

つまり大変な偉業なのだ。しかもまだ大学出たばかりの若さである。

天皇杯　歴代優勝回数

一位　９回（２名）　中堀成生、高川経生

二位　6回（1名）　今井芳夫

三位　５回（4名）　石川長一、熊埜御堂公福、木口利充、横江忠志

四位　４回（４名）　三宅平、坂本安司、北本英幸、斎藤広宣

五位　３回（７名）　田中義雄、林今朝孝、権福仁、上田隆明、篠原秀典、小林幸司、船水颯人

石川長一、熊埜御堂公福　両氏は戦前戦後に渡る大記録だ

この中で現役は船水だけ、中堀，高川の９回はともかく、その若さ勢いを考えると直近の記録の上書きは時間の問題ではないか。

ちなみに来年は３連覇をねらうことになるが３連覇は
今井・三宅、上田・坂本、木口・横江、中堀・高川が達成している。

歴代二位　林田リコ

皇后杯で林田リコが３年連続三度目の優勝。これはは文違・日比野が１９８２−８４に達成して以来、史上３人目のこれも大偉業だ。

通算三度は歴代二位となる

皇后杯　歴代優勝回数

４回（２人）　山田祐子　文違菊代

３回（１１人）
磯部鉞子、神和住静子、生川久子、島田一子、右近美紗子、日比野いおり、宗盛真弓、上嶋亜友美、佐々木舞、堀越敦、林田リコ

となっている。先年、惜しくも急逝された文違さん（史上最強を称えられた大後衛）の一回目の優勝が社会人２年目の年。今の林田と同じ年齢になる。男子にくらべて競技期間がかなり短い女子とはいえ最多優勝記録達成は射程圏内か。

天皇杯

決勝

船水・上松５−２安藤・安藤

準決勝

船水・上松５−１内本・内田
林田・柴田１−５安藤・安藤

準々決勝

船水・上松５−１村上・林
山本・池口４−５内本・内田
鹿島・井口２−５林田・柴田
桂・高月４−５安藤・安藤

五回戦

船水・上松５−０神川・柳田
森田・工藤２−５村上・林

上岡・三輪３−５山本・池口
内本・内田５−２長尾・松本

藤田・山口４−５鹿島・井口
斎藤・安積１−５林田・柴田

荒尾・越智４−５桂・高月
安藤・安藤５−３増田・九島

四回戦

船水・上松５−２附田・渡邊
阪本・飯田２−５神川・柳田
高橋・高洲０−５森田・工藤
品川・早川３−５村上・林

船水雄・広岡４−５上岡・三輪
山本・池口５−０青木・奥嶋
内本・内田５−３鯨井・堂野
馬場園・前田０−５長尾・松本

藤田・山口５−２千坂・佐藤
鬼頭・興那城２−５鹿島・井口
矢野・西田１−５斎藤・安積
宮下・的場０−５林田・柴田

村田・林４−５荒尾・越智
仲川・近藤４−５桂・高月
松本・菅野１−５安藤・安藤
増田・九島５−０中本・鈴木

皇后杯

決勝

林田・島津５−０高橋・半谷

準決勝

林田・島津５−３小林・吉田
高橋・半谷５−２河村・西本

準々決勝

林田・島津５−３大羅・森松

志牟田・泉谷２−５小林・吉田

高橋・半谷５−１植田・石井

河村・西本５−１徳川・黒木

五回戦

林田・島津５−２富田・上田
大羅・森松５−４中川・阿部

志牟田・泉谷５−１松井・原島
小林・吉田５−２本吉・石田

高橋・半谷５−３大森・西岡中
原野・草野１−５植田・石井

河村・西本５−２早川・芝崎
田辺・川口４−５徳川・黒木

四回戦

林田・島津５−１貝瀬・黒田
山田・土井１−５富田・上田
笠井・久保２−５大羅・森松
那須・坂本３−５中川・阿部

志牟田・泉谷５−０佐古・西東
木原・木原１−５松井・原島
大井・菊地４−５小林・吉田
本吉・石田５−３木瀬・宮下

高橋・半谷５−２小山・川村
大森・西岡５−２塚川・地中
原野・草野５−３斉藤・元村
原口・上田１−５植田・石井

松永・土井０−５河村・西本
河浪・小林３−５早川・芝崎
七尾・松本１−５田辺・川口
松田・奥田０−５徳川・黒木

コメントをどうぞ

comments

Powered by Facebook Comments