世界の名手に学べ!動画でみるソフトテニスの基本技術 チェボンクォンのバックハンドトップ打ち 韓流バックハンド

フォアのトップ打ち同様、バックのそれも重要

ダウンザライン(ストレート)への、高い打点からのバックハンド。ほぼ完全なレベルスイングになっているが、分類するならトップ打法ということになるだろう。

練習ということもあり、非常に余裕があり、十分なウエイトシフト、上体の大きな回転と、まず最良の『バックのトップ打ち』のお手本といえよう。

バックハンドでのトップ打ちは日本ではいささか「きわものあつかい」ともいえなくもない。そのことが日本のテニスをいびつなものにしてきたともいえる。あえていいたい。フォアのトップ打ち同様、バックのそれも重要であると。

バックハンドの技術をあげることがフットワークおろそかにする、という信じられない偏見もあるが、それは練習方法が悪いのである。意識が低いのである。誤解してほしくない点がひとつ、まわりこむこともまた必要、且つ重要な技術である、ということ。くれぐれも注意していただきたい。

チェボンクォンのバックハンドグリップ、まず模範的。

テイクバックはコンパクトだが、振り幅は充分・・・


7コマめの軸足決定と同時にテイクバックも完了。そこからぐっとためて踏み込みと同時にフォワードスイングを開始、ラケットをうしろには大きく引かないが、8〜17と円を描くサーキュラースイングとなっており、振り幅は十分である。

インパクトにむけて、ウエイトシフトとともに腰、続いて肩が回転。その回転はインパクト直前にブロックされ、ラケットは前方へおおきく振られていく。当然、打点は目一杯前。ブロックされた回転は23以降に解放。そのことがスイングスピードに大きく貢献している。

 チェボンクォン–최봉권–

公州大学→イチョン(利川)→ゴールデンブルー
2006アジア競技大会韓国代表決定戦でのチェボンクォン。シングルスの本命といえたがナムテクホに敗れ、2位。次点ということでマカオ東アジアに続く代表入りはならなかった。彼のテニス人生において痛恨の敗戦といえるかもしれないし、ドーハ大会における韓国の命運にも大きく影響したか?2007世界選手権予選会もシングルスで2位。国別対抗にでられるA チーム入りは逃したが、地元ワイルドカードを得て個人戦にエントリーできるBチームとして代表に返り咲きシングルスで決勝に進出、キムジェボクに敗れたもののマカオ大会につづく銀メダルを獲得した。






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