フォアのトップ打ち同様、バックのそれも重要
ダウンザライン(ストレート)への、高い打点からのバックハンド。ほぼ完全なレベルスイングになっているが、分類するならトップ打法ということになるだろう。
練習ということもあり、非常に余裕があり、十分なウエイトシフト、上体の大きな回転と、まず最良の『バックのトップ打ち』のお手本といえよう。
バックハンドでのトップ打ちは日本ではいささか「きわものあつかい」ともいえなくもない。そのことが日本のテニスをいびつなものにしてきたともいえる。あえていいたい。フォアのトップ打ち同様、バックのそれも重要であると。
バックハンドの技術をあげることがフットワークおろそかにする、という信じられない偏見もあるが、それは練習方法が悪いのである。意識が低いのである。誤解してほしくない点がひとつ、まわりこむこともまた必要、且つ重要な技術である、ということ。くれぐれも注意していただきたい。

テイクバックはコンパクトだが、振り幅は充分・・・
7コマめの軸足決定と同時にテイクバックも完了。そこからぐっとためて踏み込みと同時にフォワードスイングを開始、ラケットをうしろには大きく引かないが、8〜17と円を描くサーキュラースイングとなっており、振り幅は十分である。
インパクトにむけて、ウエイトシフトとともに腰、続いて肩が回転。その回転はインパクト直前にブロックされ、ラケットは前方へおおきく振られていく。当然、打点は目一杯前。ブロックされた回転は23以降に解放。そのことがスイングスピードに大きく貢献している。
チェボンクォン–최봉권–
公州大学→イチョン(利川)→ゴールデンブルー

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