アジア競技大会 韓国代表監督決定!!


インチョンアジア競技大会 韓国代表監督決定

今秋、韓国インチョン(仁川)で開催されるアジア競技大会の韓国代表チームの監督が決定した。

男子 チュインシク氏(ムンギョン男子監督)

女子 チャンハンソプ氏(農協中央会監督)

 

チュ氏は1999世界選手権、2002アジア競技大会、2004アジア選手権、2007世界選手権、2012アジア選手権の代表監督を歴任、ムンギョンチームの選手であるキムヒースー(現女子監督)の活躍、そして近年はキムドンフンの台頭による同チームの隆盛が顕著に現れているといえる。

2012世界選手権でKBSテレビで解説をつとめるチュ男子監督(右)
2012世界選手権でKBSテレビで解説をつとめるチュ男子監督(右)
監督歴でのハイライトはなんといっても2002年のアジア競技大会での完全優勝(釜山大会)。次いで2007年世界選手権(アンソン大会)での大勝(個人全種目で上位独占)があげられる。51歳。


チュ監督が率いた2002年の韓国男子、まちがいなく史上最強。韓国史上ではない。ソフトテニス史上最強である。平均身長が180センチを軽々こえる大型チーム。左からファンジョンハン、キムヒースー、キムキョンハン、イウオンハク、ユウヨンドン

 

2010アジア競技大会(広州)にて。右端がチャン監督、2大会連続で指揮をとることになる。
2010アジア競技大会(広州)にて。右端がチャン監督、2大会連続で指揮をとることになる。

チャン氏は古豪農協中央会を率い、韓国国内では連戦連勝。特にキムチウンを世界のトップに育て上げた手腕は瞠目すべき成果といえる。

また自身の代表選手歴が実に華々しい。世界選手権における1991年のダブルス優勝、19995年のシングルス優勝、1991年の団体優勝と3種目で金メダルを獲得しており、これは史上唯一人。

代表監督として2005東アジア競技大会、2010アジア競技大会の女子監督を経ている。48歳。

2010アジア競技大会(広州)で指揮をとるチャン監督。韓国女子は大会最強と目されたが、団体戦で台湾に足元をすくわれ史上はじめて団体戦を落とした。
2010アジア競技大会(広州)で指揮をとるチャン監督。韓国女子は大会最強と目されたが、団体戦で台湾に足元をすくわれ史上はじめて団体戦を落とした。

日本とは大きく違っている….

さて韓国の代表監督選考は日本とは大きく違っていて、基本的に代表選抜戦の優勝選手の所属チーム監督が就任することになっている。

代表選手は代表選抜戦の結果がストレートに反映され選出されるので監督には選手選考の権限がない。というか選手がきまったあとに監督が決まるのが常、これは台湾も同様。

監督に代表選考の大きな権限をあたえている日本とは代表チームの概念そのものが違うといえるだろう。

韓国代表チームは今週より合同合宿にはいっている。







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