ダブルスに重心を移しつつあるが・・・
キムドンフン(ムンギョン)。アジア競技大会こそ初出場だが、4大国際大会には4大会連続5度目の出場。個人戦シングルスに三度優勝。今回出場している選手では単独トップ。
その東アジア競技大会(天津)では団体戦でもダブルスに専念し、予想通りダブルスに重心を移しつつある。ただその東アジアではダブルスで成果を出したとは言い難く、難しい時期をむかえているといえる。
ドンフンといえば史上最強ともいわれる強打が持ち味であり、それが現在のトレンド、そしてハードコートと齟齬をきたしているとみえなくもない。
無自覚の天才
彼はその豪打の陰にかくれているが抜群のテニスセンス、タッチの持ち主でもあり、つまりあきれるほどテニスが上手い。おそらくは出場選手中最高であろう。ただ本人もその才能の巨大さを自覚していない節がある。まわりもそうだ、この選手は過小評価されている。とさえいえる。
とにかくこの選手はもっと凄くなる、私はそうおもう。その為にはなんとしてもこのアジア競技大会で金メダルをとり、現役続行を決め無くては成るまい。
今大会での敗戦は近い将来の現役中断を意味し、その損失は彼自身にとどまらず、韓国球界いやソフトテニス界全体におよぶだろう。
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