女子シングルスで金メダル、ダブルスで銅メダル、団体で銅メダルと三つのメダルを獲得した中国ZHAO LEIのライジングバックハンド。
典型的な硬式スタイルの両手打ちである。むろん硬式キャリアの選手であるが、ソフトテニス歴も長い。先にもかいたようにドーハ大会にも出場している。中国選手としては4大国際大会で15年振りの金メダル(1995世界選手権以来)、アジア競技大会では初の金。決勝進出はドーハー大会のジャンティンについで2大会連続ということになる。
初優勝といってもディフェンディングチャンピオンジャンワンチー(台湾)、アジア選手権チャンピオンのキムキョンレン(韓国)とならんで大本命視されていたなかでの堂々の優勝である。両手打ちにはやはりリーチという点で遜色はあるかもしれないが、それをおぎなってあまりある懐の深さがある。ここでのライジングの見事さもそれゆえといえるかもしれない。もっと研究されてもいいだろう。
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