台湾の代表選抜戦は春から初夏にかけて開催されるのが常であったが、今年は7月に4週連続で開催とやや異例。当然、酷暑のなかでの大会となる(上画像は嘉義市でのダブルス代表選抜戦風景)。
予選での結果が全て 台湾代表選考
何度も書いてきたように台湾の代表選抜は、日本のそれとは違って、予選での結果が全てであり、連盟推薦選手は、ない。
つまり日本のように常設ではない。この強化指定も予選というかランキング戦が行われ厳密に決められる。恣意的な要素が入り込む余地はない
が、練習環境こそあたえられるが、代表選手選考になんらアドバンテージは付与されない。代表選抜戦の前にすべてがフラットになるのである。この状況は韓国もほぼ同じである。(今年は(軽い)アジア選手権ということでその指定強化選手も設定されていない)。
男子
余凱文
葉修豪
杜咸翰
劉家綸
陳宗彣
全智
臺北體院(臺北市立大学)と臺中體院(臺灣體育運動大学)の混成チームをそのどちらの出身(臺灣師範大学)でもない劉家綸が率いるという形だ。昨年の中心だった林聖發が予選落ちしたが、劉家綸の復帰(2011年以来だ)はそれを補ってあまりあるといえるだろう。
2012年から4年間団体戦のシングルスに出場した林佑澤も不在(予選不参加)でここが今年のチームのキーとなるか?
葉修豪と杜咸翰が初代表。
女子
鄭竹玲
陳翊佳
郭千綺
徐語彤
馮子瑜
張育瑋
ここ数年やや固定化しつつあった女子だが、有力選手が予選欠場したこともあり、半数が入れ替わった。その入れ替わった3人徐語彤、馮子瑜、張育瑋が国際大会初登場となる。
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