日本代表山下のバックボレー
アジア競技大会プレヴュー 活躍が期待される選手たち
日本女子の代表というと3強(東芝姫路、ナガセケンコー、NTT西日本広島)の寡占状態が長く続いていた。代表選抜戦の優勝者もこの3強からランダムに優勝者がでる感じだ。
あらためてみなおしてみると過去10年間(2004〜2013)に開催された9回の予選会で東芝姫路が5回、ナガセケンコーが3回 NTT西日本広島が1回優勝している。
同じ期間の皇后杯(全日本ソフトテニス選手権)では東芝姫路が5回、NTT西日本広島が4回、ナガセケンコーが1回と完璧だ。(皇后杯チャンピオンは代表には直結しないが)。他の実業団がつけいる隙がほとんどなかったわけだ。
3強寡占状態を打破!!
そんな中、何度もヨネックスは代表にも皇后杯にも今一歩まで迫ってきた(あの佐藤・緒方の活躍!!)。
3強に世代交代等でややスキがみえたかな、という現在、当然のように代表を勝ち取ったといえるのかもしれない。
しかし長かった。他の実業団チームがこの前に代表入りしたのは2000年のアジア選手権における沼崎・裏地(タカギセイコー)以来のことになる(2003年の世界選手権には同じタカギセイコーの金智恩が出場しているが開催国ワイルドカードを得ての個人戦のみなのでカウントしない)。
前衛力では日本が圧倒

さて今回の日本代表、山下、大庭、森原と大型前衛3人がそろった様は壮観で、すくなくとも前衛力では他国を圧倒しているといえるだろう。山下は予選での勝ちっぷりの良さが今も鮮明な記憶としてあるが、あの勢いでままで強力な韓国後衛陣の前に立ちふさがってほしいもの。
動画のバックボレーは昨年の皇后杯決勝より。以前にも山下は山口とのペアで準優勝、高橋とのペアでベスト4など上位の常連、遅すぎた代表といえる。
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