ダブル前衛によるダブルフォワード 余凱文・葉修豪が一位 アジア選手権台湾代表選抜男子ダブルス

3強では初めて・・・

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余凱文・葉修豪 アジア選手権台湾代表選抜ダブルス一次戦、最終戦ともに一位でアジア選手権出場を決めた。

ダブル前衛によるダブルフォワード、つまり二人のネットプレイヤーによるダブルフォワードである。

ダブルフォワードのすでに浅からぬ歴史を持つといえるがダブル前衛によるダブルフォワードが予選を抜けるのは3強では初めて。

国際大会の場では2004年(アジア選手権)の李佳鴻・劉家綸、2005年(東アジア競技大会)での李佳鴻・葉佳霖の大活躍が強烈な印象としてあるが、これは団体戦限定のペアリングだった。

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2004アジア選手権(チェンマイ)国別対抗団体戦準決勝 vs.日本(中堀・高川)での李佳鴻・劉家綸。男子ダブルス史上最強のペアの一つと断言したい。この中堀・高川戦に5−3で勝利のあと。決勝のキムジェボク・パクチャンソクには完勝。個人戦もこのペアだったらどうなっていたであろうか?

タガがはずれるか?

台湾でさえペアリングにはベースライナーとネットプレイヤーの組み合わせに拘泥?する傾向があるのである。
しかし今回のこの勝利で、しかもクレーだ、タガがはずれるのだろうか?

現在日本にも森田・黒羽という同じスタイルのペアがいて果敢なチャレンジがつづている(私は密かに期待している)。韓国でもキムマンヨル・キムジュンユンが最終予選でベスト8をキープしたが、今回の結果で、やはり先んじたのは先進国台湾だった、というところ。

余凱文、葉修豪ともにアジア選手権は初出場。余凱文は2013、2015に続く3度目の代表。葉修豪は国際大会初登場。父は1995世界選手権、1998アジア五輪ともに個人戦ダブルス銀メダルの名前衛 葉育銘。
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