アジア選手権代表の技術 ナムテクホ(韓国)のフォアハンド

リストアクションはまぎれもない韓流

第八回アジアソフトテニス選手権韓国代表のナムテクホ。


コンパクトなサーキュラーモーションだがそのリストアクションはまぎれもない韓流。

グリップはセミウエスタン。見ての通りまず素晴らしいフォアハンド。独自の美意識を感じる。

これはソウル所属時代2014韓国代表選抜戦ダブルス(アジア競技大会代表選考)でのパフォーマンス。2012年シーズンから現役を離れ兵役についてブランクのある彼だが、第一線への復帰は極めて早かった。

プロから大学そしてまたプロへ・・・

高校卒業後 プロ入り(ウムサン)、その後大学へ進学、その学生時代(テグカソリック大1年在籍時)の2006年の代表選抜戦シングルスで優勝し、カタールドーハで開催されたアジア競技大会に出場。シングルスで銅メダルを獲得している。大学卒業後は再びプロの世界へ(ソウル)。2012年に兵役につき現役を中断、2013年に復帰、2015年に新実業団ゴールデンブルーに移籍、現在に至る。
2006アジア競技大会(カタールドーハ)シングルス銅メダル

釜山の新実業団ゴールデンブルー所属

ドーハでのナム

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この画像は2006年アジア競技大会(カタールドーハ)でのプレー。
この地の果て(?)で開催されたビッグトーナメントでシングルス銅メダル、団体銅メダル。代表入りはその時以来、実に10年ぶりということになる。

ドーハアジア五輪男子シングルスメダルセレモニー 左から篠原秀典(銀)、王俊彦(台湾 金)、ナムテクホ(銅)
ドーハアジア五輪メダルセレモニー 左から篠原秀典(銀)、王俊彦(台湾 金)、ナムテクホ(銅)

日本では10年に迫る、あるいは超える連続出場記録がいくつかある。それは無論偉大であるが、10年越しの代表復帰というのはちょっと聞いたことがない。日本では代表からしばらく離れると(国際舞台第一線への)復帰は極めて困難になる。これは代表選考(選手強化)のあり方にも関係しているのかもしれない。というのも韓国、台湾では逆に連続出場が困難であるからだ。ドンフンは今年で6大会連続(6年連続7回目)で代表入りだがこんなことは例外中の例外である(無論全て自力である)。namtakho







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