『キムボムジュンの深呼吸』アジア選手権嘉義大会(2012)を回顧!!
ミックスダブルス二回戦 鄭竹玲・何孟勳 vs.クォンランヒ・キムボムジュン(권란희・김범준)
2年後の2014年にアジア競技大会三冠に輝くキムボムジュン–김범준–の国際大会デヴュー戦である。一回戦のカザフスタンが棄権したので。いきなりシードである台湾の大将である鄭竹玲・何孟勳とあたるタフなドローとなった(鄭竹玲は2010アジア競技大会ミックスダブルスファイナリストである)。
私は撮影のために先にコート入りし、選手の入場を、雨を心配しながら、待っていた。やがて選手がコート入り、身支度を調えて、軽くストレッチしながら所定位置にむかうというルーチン。
ボムジュンは挨拶にむかうためにコートに足を踏み入れる際、私の目前で、大きく大きく深呼吸したのだ。
『さあいよいよアジア選手権がはじまるぞ。国際大会でのキャリアがはじまるぞ』、その緊張と決意が伝わるような印象的なシーンだった。
特別なシーンではない、トーナメント会場ではむしろ日常的なのだが、なぜか強烈にイメージが刻印された。
結局その試合にボムジュンは敗れるわけだが、その後の彼の活躍を考えるとなにか暗示的ではある。
ボムジュンと何孟勳の対決、実は少し因縁めいてもいる
まずその最初の対戦から2日後の男子ダブルス決勝でも対戦。
この大会では何孟勳が2連勝と国際大会先輩格(何孟勳は前年の世界選手権が初代表)の貫禄をみせた。
2年後のアジア競技大会(インチョン)。
ペアは変わったが、やはりミックスの序盤戦(キムエーギョン・キムボムジュンvs.郭千綺・何孟勳)、と男子ダブルスの終盤、準決勝(キムドンフン・キムボムジュンvs.賴立煌・何孟勳)で対戦、結果は全くの逆となった。
第8回 アジアソフトテニス選手権大会
フクダ電子ヒルスコート 千葉市中央区川崎町1-5(JR蘇我駅)
11月17日(木):シングルス
11月18日(金):シングルス、ミックスダブルス
11月19日(土):ダブルス
11月20日(日):国別対抗団体戦
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