移籍直後のビッグタイトル
2018韓国代表選抜戦女子ダブルス第二代表決定戦優勝 キムジヨン・ユウイエスル(テグ銀行)。昨年まではオクチョンの所属だったキムジヨンだが、FAを得て今年より古豪テグ銀行に多額の契約金とともに移籍。やはりムンギョンより今年移籍してきたユウイエスルとの新ペア。新ペアでいきなりのビッグな試合だったことになる。
調整の遅れは明らかだったが・・・
ジヨンが現在の世界女子ソフトテニス界でいかに圧倒的存在かは論をまたないが、さすがの彼女も今回は不安定、調整の遅れは明らかだったが、それでも2次戦(第一代表決定戦)で勝部決勝へ、そこで完敗したあとの負け部決勝でまさかの敗戦(3−5イミンソン・ナダソム)で決定戦に進めず。
3−5、5−3、0−5、5−3 vs イミンソン・ナダソム
3次戦(第二代表決定戦)では苦戦しなながも勝部一位、イミンソン・ナダソムとの3度に渡る決戦に競り勝ち代表に滑り込んだ。(キムジヨン・ユウイエスル、イミンソン・ナダソムの二組は都合4度対戦し2勝2敗のタ3−5、5−3、0−5、5−3)。
キムジヨンはアジア競技大会に2大会連続2度目の出場。国際大会には4大会連続4度目の出場となる。前回大会(2014)では団体優勝、ダブルス銀、ミックスダブルス銅、負けた相手はすべて韓国。2015世界選手権では団体優勝、シングルス金、ミックスダブルス銀(ダブルスはエントリーせず)。2016アジア選手権 団体優勝、シングルス金、ミックスダブルス銀、ダブルス銅(アジア選手権で他国相手にはじめて敗戦を記録した)。
ユウイエスルは国際大会初出場。
キムジヨン・ユウイエスル(テグ銀行)vs ムンヘギョン・ペクソル(NH銀行) アジア競技大会韓国代表選抜女子ダブルス第一代表決定戦勝部決勝。キムジヨンは今シーズンよりテグ銀行に移籍している。
当初第18回大会は2019年にベトナムハノイで開催予定であったが財政難を理由に2014年に開催を返上という事態に。急遽代替地を選考し5ヶ月後インドネシアに決定した。
異例(史上初)のジャカルタとパレンバンの二都市開催となったのは故なきではないのである(次回、次々回は1都市開催が決定)。
アジア競技大会はアジアのオリンピック。ソフトテニスが参加するイベントではもっとも巨大なスケールで運営される。まさにソフトテニスのプレステージといえる(実際に2006年ドーハ大会はオリンピックスタッフによりオリンピックなみの規模で運営されている。第一回は1951年ニューデリー大会だが、ソフトテニスは1990年第12回大会(広島)より正規種目として参加している(1990年第11回大会には公開種目として参加)。
-
- 第17回インチョン大会2014
- 第16回広州大会2010
- 第15回ドーハ大会2006
- 第14回プサン大会2002
- 第13回バンコク大会1998
- 第12回広島大会1994
(第11回北京大会1990(公開種目)
こちらの記事もどうぞ(関連記事)
コメントをどうぞ
Powered by Facebook Comments