杭州アジア競技大会 注目の選手 キムテミン

杭州アジア競技大会注目の選手 1

10月3日にスタートするソフトテニス競技。注目の選手にスポットをあてる。

キムテミン(韓国)

韓国は杭州大会の代表選抜を都合2回おこなっている。最初は2022年の2月。

    結果は以下のとおり

  1. 第一ダブルス キムテミン・キムジヌン
  2. 第二ダブルス パクハン・イヨハン
  3. シングルス ユンヒョンウク

予選はいつものとおりダブルスーシングルスと進んでいる。(余談だが日本が2018年につづきシングルス予選しか行わなかったのはおおいに疑問)

しかし大会はコロナ禍で一年延期に。しかしこのチームはそのまま活動をつづけ合宿、他の国際大会への出場を経て秋に解散した。

開けて2023年2月、あらたに代表選抜戦が開催される。2022年の代表選抜は全くの白紙である。

    結果は

  1. 第一ダブルス ユンヒョンウク・キムヒョングク
  2. 第二ダブルス イヒョンス・キムヒョンス
  3. シングルス キムテミン

となり三人が入れ替わった。共通するのはユンヒョンウクとキムテミンで昨年トップで抜けたテミンが今回しんがりでヒョンウクはその全く逆になっているのがおもしろい。

韓国の代表選抜には恣意的な要素がほとんどないので年度毎の入れ替わりはむしろ通常ペースいえるかも。実際 2018-2019ではキムジヌン以外の四人が入れ替わった。

2年連続での代表戦突破

さてテミン。2年連続での代表戦突破は彼の充実を物語っている。
彼を最初にみたのは2010年代前半の代表選抜戦、彼はまだ高校生だった。韓国の代表選抜戦に高校生が出場することが稀といってよく、非凡さを示しているといえるが、しかし彼らの上の世代はキムドンフンを中心に充実しきっており、なかなか代表入りはならず。

大学卒業時にはドンフン以上といわれた多額の契約金でプロ入り(チャンニョンその後スウォンに移籍)。コリアカップ等での露出もおおく、すでにおなじみの選手であるが、本格的な代表ははじめてとなる。今大会ではシングルスと団体戦に出場。190センチ超えの恵まれた体格からのパワフルなサーブはクレーコートで最大の効果を発揮するとおもうが、ネットプレーにも豪快で技術も極めて高く、新世代の選手といえよう。







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