上画像は2015世界選手権でのチュオク(ソウル NH BANK)
韓国最大のスポーツイベントであるナショナルスポーツフェステバルが10月7日より1週間の日程で北部のチュンチョンナムド(忠清北道)各都市で開催されている。
今回で97回を数え総エントリーが25000人にのぼり韓国の国体にあたる大会だ。
ソフトテニスとっても非常に重要な大会で韓国選手とってこの大会より重要な大会は世界選手権とアジア競技大会だけといっても過言ではない。韓国の実業団(プロ)はこの大会での勝利を目指して日々研鑽に励んでいる。
日本の国体とちがうのはカテゴリー別(高校、大学、一般)に男女それぞれ3種目づつで計6種目、つまり個人戦がある(一般は実業団つまりプロ中心)。
但し個人戦はダブルスかシングルスのいずれかにしか出場できない。残念なことだ。
シングルスが種目に復活したのは近年(確か昨年)からのことで試行錯誤の段階なのかもしれないが・・・(団体戦のレギュレーションも昨年より変更されている。これも残念な変更。以前は3ダブルス2シングルスの旧国際大会方式、念のためにいっておくが現在学連で導入しつつある3ダブルス2シングルスとは根本的に違う)。
韓国国体は韓国球界の生命線であり、その動向が注視されなけれならない。
個人戦はアジア選手権代表が4種目中3種目を占めた。なぜか男子シングルスに代表が集中(ボムジュン以外の全員)し上位を独占(女子は単複できれいに分散)。
代表がキムボムジュンだけとなった男子ダブルスではオソンユル・キムキソンが決勝で世界チャンピオンのイスヨル・パクキュチョルを下して優勝。オソンユルは2003年世界選手権ダブルス3位のベテラン、テグカソリック大創成期かつ全盛期のメンバー。キムキソンは国際大会未出場だが現在の韓国四天王にも数えたい名前衛だ。
一般男子シングルス
- 1位 キムドンフン(チュンラナムド(スンチョン))
- 2位 ソグォン(インチョン)
- 3位 イヒョンス(テグ(タルソン))/ナムテクホ(プサン(ゴールデンブルー))
ドンフンは昨年も優勝。ベスト4すべてが代表及び元代表だ。
一般女子シングルス
- 1位 キムジヨン(チュンチョンプクト(オクチョン))
- 2位 ユンソルフィ(インチョン)
- 3位 キムジウォン(キョンナム)/キムヨンヘ(ソウル(NHBANK)
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キムジヨンも昨年に続く優勝。キムヨンヘは昨年の2位から後退。
一般男子ダブルス
- 1位 オソンユル・キムキソン(キョンナム(チャンニョン))
- 2位 イスヨル・パクキュチョル(テグ(タルソン))
- 3位 ホヨンウン・キムハンソル(プサン(ゴールデンブルー)/キムグァンジン・チェソクヒョン(チュンチョンナムド)
オソンリョルは今シーズンよりチャンニョンに移籍、昨年はボムジュンとのペアで3位。イスヨル・パクキュチョルは二年連続準優勝。
一般女子ダブルス
- 1位 ムンヘギョン・チュオク(ソウル(NHnank))
- 2位 ハンウリ・ソンハヨン(インチョン)
- 3位 ユンソラ・コウンジ(チュンチョンプクト(オクチョン))/キムミヨン・キムエーギョン(キョンナム)
チュオクは昨年エーギョンとのペアで優勝。そのエーギョンは出身地のキョンナムから高校時代のペアキムミヨンと組み3位に。
一般男子団体戦(地区(道、広域市)対抗)
- 1位 チュンラナムド(スンチョン)
- 2位 キョンナム(チャンニョン)
- 3位 テグ(タルソン)/チュンチョンプクド(ウムソン)
一般女子団体戦(地区(道、広域市)対抗)
- 1位 ソウル(NH BANK)
- 2位 プサン(サハ)
- 3位 チュンチョンプクド(オクチョン)/テグ(テグ銀行)
大学男子シングルス
1位 キムテミン(チュンチョンプクド(チュンプクテハッキョ(忠北大))
2位 イハヌル(テジョン(テジョンテハキョ(大田大))
大学男子ダブルス
1位 イドグン・イヒョンクォン(カンウォン(カンウォンテハッキョ(江原大))
2位 ジャンドクヒョン・チェジョンヒョン(チュンラナムド(スンチョンテハッキョ(順天大))
アジア選手権代表のキムボフンは準々決勝で惜敗
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