その美しさは現在、日本で並ぶものがいない ・・・・・ アジア選手権代表の技術 篠原秀典のフォアハンド SHINOHARA Hidenori Fore Hand (extended version)

日本の伝統が息ずく・・・

ダブルフォワードの過激なイメージが強烈な彼だが、グラウンドストローク(ファアもバック)における端正な造形は実に模範的で美しい。その上品な美しさは現在、日本で並ぶものがいないというか比較を絶している。

伝統的(しかしどことなくモダン)なホリゾンタルテイクバックからの、過剰さのない、滑らかなスイングはこれぞ一流!!日本の良き伝統がここには息づいているとおもう。


あえて上品と書いたのはそれとは真逆のフォアハンドが近年増殖してそれらがもてはやされている現状があるようにみえるからである(それらは牽強付会な理論で武装され厄介、憂うべきこと!)。

真の世代交代とは?

2年ぶりの代表復帰になる。

昨年(世界選手権)の代表落ちは理不尽だとおもう。ソフトテニスに限らず日本のスポーツ界はやたら『世代交代』を連呼し、それを助長する傾向があるのは遺憾である。若手は実力で先行世代を越えていくべきで、その機会を彼らから奪ってしまっては真の世代交代とは、とても、いえまい。

アジア選手権には2008ムンギョン、2012嘉義につづく3大会連続出場。2008年にはシングルスで決勝進出を果たしている。国際大会には10回目の出場

  • 2013東アジア競技大会 ダブルス金メダル
  • 2006アジア競技大会 シングルス銀メダル
  • 2008アジア選手権 シングルス準優勝
  • 2010アジア競技大会 ダブルス銅メダル
  • 2011世界選手権 ダブルス準優勝

団体戦では2006アジア競技大会、2007世界選手権、2012アジア選手権 2013東アジア競技大会にそれぞれ優勝し、四大国際大会完全制覇(グランドスラム!!)を達成している)

この動画でのパフォーマンスは2010アジア競技大会開幕直前での練習風景 ストレートでのラリー

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