デイリーレポート 13日 国別対抗団体戦 stage1その4 広州アジア競技大会レポート[Movie Report]
↑上動画は韓国戦直前におこなわれたフィリピン戦での台湾男子
時刻は19:30。センターコートでは2時間半おくれで本日最終戦そしてメインイベントでもある男子台湾vs.韓国がはじまろうとしている。
食事しているのはテレビクルー。台湾vs.韓国直前スナップだ。スケジュールが押しまくりでまとまった休憩を獲る暇がない。ご苦労様です。カメラ7〜8台駆使してセンターコートのゲームの質の高い映像をライブでケーブルテレビや会場内メディア向けに配信。
この黄金カードがアジア競技大会で実現するのは2大会振りつまり8年ぶりである。国際大会ということでは2005年の東アジア五輪準決勝以来4大会振り、5年ぶり。ちょっと間が空きすぎる。
マカオでの韓国vs.台湾。今回のチームと微妙に似ている編成。韓国は利川市庁中心で監督は何れもイミョング利川市庁監督。台湾はヤン・リーだけが同一メンバーだが、マカオでのエースは今回監督と務めたファントゥンシン。監督は今回女子の監督の黄(ファン)監督。マカオでは台湾が3種目完全優勝(ダブルスはワンツーフィニッシュ)。
ざっと振り返ると2002釜山アジア競技大会での団体戦は総当たりだったので、決勝がないという大きな欠点はあったものの、まず満足できた。
もったいない・・・
2003広島世界選手権は台湾vs.日本がなかった。
2004チェンマイアジア選手権、日本vs.韓国がなかった。
2005マカオ東アジア五輪、日本vs.韓国がなかった。
2006ドーハアジア五輪は台湾vs.韓国がなかった(そのかわり?日本vs.台湾が二度あった!!)。
2007アンソン世界選手権台湾vs.韓国が無し。2008ムンギョンアジア選手権台湾vs.韓国が無し、とこんな感じになる。
すでにご承知のことと思うが、ソフトテニスの国際大会では日本、韓国、台湾(中華台北)がダントツの三強である。とくに男子ではその傾向が強い。
前世紀(ちょっとオーヴァーか)のおわりの数年間4強だった時代もあるが...
この3強がそれ以外の国に敗れた事は、その4強時代の1997年の釜山東アジア五輪で日本が中国に負けたときだけである(ちなみに女子もにたような状況であり、やはり1997東アジア競技大会日本vs.中国と2007世界選手権台湾vs.中国でしか間違い?は起きてない)
比較を絶するオーラ...
今回は韓国vs.台湾が8年振りということだけでなく、韓国vs.日本 韓国vs.台湾 台湾vs.日本の黄金カードすべてが見られたという点でも8年振りということになる。
実にもったいない話であり、関係者はこの3カードが毎年実現するように努力すべきだ、と思う。この三強が4大国際大会でぶつかったときに発せられるオーラたるや、比較を絶しており、これこそがソフトテニス界最大の魅力である。こういうことの積み重ねがソフトテニスそのものを成長させていくのである。
準決勝 韓国 vs 日本より
12年以上前にもにたような事を書いたことを思い出した(1999世界選手権観戦記)。
1999年の世界選手権男子団体は30試合近やりながら日本vs.韓国というカードがなかった。
こういうことはどこかおかしいと気づくべきだ、といえばいいすぎだか、正直な思いである。
もっともアジア競技大会はやはり組織委員会の力が強いので簡単ではないだろうが、自前のイベントである世界選手権やアジア選手権はなんとでもなるはず、ではないか。
こちらの記事もどうぞ(関連記事)
コメントをどうぞ
Powered by Facebook Comments