アジア選手権台湾代表選抜シングルス
7月23−25日 一次戦(台中)30−31 最終戦(嘉義)
選抜方式はダブルスと全く同じ、オープンの予備戦を勝ち抜いた12人による双敗淘汰制トーナメントを2度行い、その積算で順位をつけ上位2名を自動で代表に選出する。ダブルスと同様に勝敗以外の要素が全く介在しない。本来あるべき代表選抜法である。韓国の代表選抜もほぼこれに準ずるが、近年やや不透明感がなきにしもあらず。
かなり不透明(意図的というより恣意的)なある強豪国の代表選抜も見習ってほしいなあと考えてしまうのは私だけだろうか

男子 エース林佑澤欠場も上位は代表経験者が占める
男子はシングルスのエース林佑澤が欠場。しかし混乱はみられなかったというか上位を代表経験者が占めた。
一次戦で一位、最終戦で二位となった陳宗彣が昨年の続き代表に。
昨年はダブルス予選を勝ち抜いての世界選手権出場。アジア選手権には前回、開催国ワイルドカードで個人戦のみ出場している。二位の全智は昨年もシングルス予選(予選開催時は高校生)を勝ち抜いた。2年連続2度目の代表(一次戦2位、最終戦三位)

次点は現在の台湾エース前衛の林聖發。
一次戦で五位と出遅れたが、最終戦で一位、2ポイント差まで追い上げた。この最終戦での優勝は負け部からの逆転劇であり、酷暑のなかでのその真摯な姿勢には頭がさがる。
大混戦の女子 ニューフェースが台頭

女子は江婉綺(アジア五輪シングルス金メダリスト)ら有力選手が欠場し、大混乱。
代表となった2名はいずれも初代表。
一位の馮子瑜は一次戦2位、最終戦一位と万全。
ダブルスで安定した成績で次点だった張育瑋はシングルスでも三位、二位と安定した成績で鄭婷予を2ポイント上回り念願の初代表を決めた。
男子
一位 陳宗彣
二位 全智
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次点 林聖發
女子
一位 馮子瑜
二位 張育瑋
———————
次点 鄭婷予
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