強豪を次々と・・・劇的な展開で頂点に・・・イヒョンス・ヤンチンハン
上画像は2008年韓国ムンギョンで開催された第6回アジアソフトテニス選手権 ダブルスチャンピオン イヒョンス・ヤンチンハン(韓国)
彼らはいわゆるBチーム、開催国枠(ワイルドカード)で個人戦のみのエントリーだった。なんと篠原・小林のパッキンにはいっていたのである。
Bチームというのは、いわゆる、ということでそういうチーム名が実際にあるわけではない。国際大会は各国6人或いは5人という人数制限がある(今回は6人)。しかし、開催国には開催国枠つまりワイルドカードが与えられ、個人戦にのみさらに数名の選手を出場させることができる。これはアジア競技大会や東アジア競技大会のような総合競技大会では無い制度で、ソフトテニス単独のトーナメント(世界選手権、アジア選手権)のみの制度だ。
国際大会が日本で開催されるのは13年ぶりのことであり、日本にBチームが結成されたのも13年ぶりということになる。
その篠原・小林戦に快勝し、準決勝では韓国代表選抜戦の決勝で敗れたチョソンジェ・ソミンキュに見事リベンジ、決勝では日本予選一位の中堀・高川を逆転で倒し奇跡の優勝を果たした。
イヒョンスのフォアハンド。異形というしかない個性的なフォアハンド。
1999年には台湾でも・・・
Bチームからの優勝は、実は、2例めでこのアジア選手権から9年前の1999世界選手権において開催国台湾の謝順風・陳信亨が準決勝で韓国のエースチョンヒョンキ・ユウヨンドンを極め付けの美しいゲームで破り、決勝ではやはり中堀・高川を劇的なゲームで破って優勝している。
Bチーム恐るべし、なのである。
今回は日本の番?
2016年に千葉で開催される第8回大会ではレギュレーションが変更され、個人戦の出場枠が拡大、とくに開催国ワイルドカードは2から3に増えた。生きのいい若手、実力者(Bチームに全日本タイトルホルダーが3人もいる!)を揃えた日本、大暴れを期待したいものだ。
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