表紙解題 カヴァーフォトストーリー
2013天津東アジア競技大会プレヴュー7
共通項・・・
ここに登場する8人の選手をみてその共通項がすぐにピンくる人がいったいどれくらいいるのかにちょっと興味がある。
8人中6人が台湾選手とかたよっているが、実は、というか、いうまでもなく、これは現在の4大国際大会の現ダブルスチャンピオンである。
左から
2011世界選手権優勝 菅野創世・中本圭哉(日本)
2012アジア選手権優勝 賴立煌・何孟勳(台湾)
2010アジア競技大会優勝 楊勝發・李佳鴻(台湾)
2005東アジア競技大会優勝 王俊彦・方同賢(台湾)
ここ10年は台湾の時代・・・
開幕が迫った東アジア競技大会のプレヴューで、ここ10年程は台湾の時代といえる、と書いたが、それが顕著にあらわれている、ということか。それにしても韓国選手がここに名を連ねていないのは実に不思議ではある。
これが前クール(2005−2008)だと、世界チャンピオンがキムジュボク・キムヒースー。アジアチャンピオンがイヒョンス・ヤンチンハン アジア競技大会チャンプが楊勝發・李佳鴻、東アジアは王俊彦・方同賢(8年越しなので同じ)となり、今度は日本選手がいなくなる。

さらに前のクール(2001ー2004)ではキムボブヒョン・バンジュンハン(韓国)、キムジェボク・パクチャンソク(韓国)、イウオンハク・ユウヨンドン(韓国)、中堀・高川(日本)、と今度は台湾選手がいなくなる。

さらにさかのぼると順に謝淳風・陳信亭、平山・土師、郭旭東、方同賢、キムスンスブ・ユウヨンドンとようやく3強すべてが顔をだすことになる。

計4クール、16−1=15タイトル中 韓国が6 台湾が6、日本が3、という結果。ややこしいのでちょっとまとめてみる。
第3国開催では台湾が4度優勝と圧倒しているが・・・
韓国は半数の3が自国開催いわゆるホームゲーム、台湾は三分の1の2タイトルがホームゲーム。日本は3分の2がホームでの成果ということになる。
最強3国 台湾、韓国、日本のいずれのホームでもなくアウエー(敵国)でもない第三国で開催されたのはこの間で1998(バンコク)、2004(チェンマイ)、2005(マカオ)、2006(ドーハ)、2010(広州)の5回。うち台湾が4度優勝と圧倒(残る一つは韓国)。さて今回の東アジアは第三国開催ということになるが・・・
さらにつけくわえれば1997東アジア、2002アジア競技大会は韓国ボール、1999世界選手権は台湾ボールが使用されている、その三大会以外はすべて日本ボール。
4つの大会は決して同格ではないし、普通に考えられているよりは、(韓国、台湾の選手のなかでは)かなり格差がある、念のため)
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