四大国際大会の時代(1997〜) 男子シングルスのチャンピオン カヴァーフォトストーリー 番外編

カヴァーフォトストーリー 番外編 四大国際大会の時代(1997〜) 男子シングルスのチャンピオン

8人で14のタイトルを分け合う

四大国際大会の幕開け以来(1997〜)の男子シングルスタイトルホルダー。延べ14人(1998、2009を除く)のチャンピオンが決まっているのだが、ユニークなのはこの8人である(つまりこの8人で14のタイトルを分け合った)
左上からバンジュンハン(韓国 3)、キムドンフン(韓国 3)、王俊彦(台湾 2)、キムキョンハン(韓国 2) 左下からキムジュボク(韓国 ) ユウヨンドン(韓国)、林舜武(台湾)、イヨハン(韓国)(国名の後の数字はシングルスのタイトル数)。

上段の4人は2つ以上のタイトルをもつ。韓国6人、台湾2人 タイトル数では韓国が11、台湾3。韓国11中クレー6勝、砂入り人工芝2勝、ハード3勝。台湾は3勝すべてがハード。日本は残念ながら未勝利、これは1997年以前を遡っても同じである。つまり日本はシングルスでの個人優勝がまだない。史上一度もない。

決してシングルススペシャリストではない

強調しておきたいのはここに登場する8人は決してシングルススペシャリストではない、ということだ(除イヨンハン)。

バンジュン、ジェボクは世界選手権で単複二冠を達成、ヨンドン、王俊彦は東アジア五輪で単複二冠(団体も入れて三冠)。キョンハンもミックスダブルス2タイトルを持ち、むしろダブルス強者としての印象が強い。

ドンフンは韓国国内で早くからダブルスでも勝ちまくっているし、今年はついにダブルス予選での優勝を果たした。林舜武は2006年の台湾予選ダブルス一位である。王・方、楊・李を凌駕しての一位であるから尋常な強さではない。

イヨハンのみダブルスでの実績がほぼ皆無。

世界最強実業団 ムンギョン

バンジュンハン、キムジェボク、キムドンフンは同じ実業団ムンギョンシチョンの所属(ドンフンの一勝め2008年は大学在籍時)。世界選手権ではこの3人が2003、2007、2011と連続優勝しており、つまりムンギョンの3大会連続優勝ということになる(まだ継続中だ)。ムンギョンはダブルスでも世界選手権を連覇(2003、2007)しておりまさに世界最強実業団といえるだろう。

2008年からの5年間4大会ににテグカソリック大現役及びOBによる4大会連続優勝を達成(これも継続中)。また2004年〜2006年の3年間は台湾体育学院OBによる3年連続優勝(である。

 







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