学連トップは猛者、天才の集合体だ!!大学王座観戦ノススメ(改訂版)

前身は関東リーグ、関西リーグの対抗戦・・・

学生選手にとってもっとも大切なのはインカレ、ではなくてリーグ戦。それも春のリーグ戦とはよくいわれることだが、その春のリーグ戦の優勝大学(+アルファ)を集めて開催されるのが全日本大学王座である。第一回は1981年。

開会式

この大学王座は関東リーグと関西リーグの優勝校であらそう関東・関西学生王座決定戦、及び全日本地区学連対抗の2大会を前身とする。前者は22回、後者は13回とそれなりの歴史があった。

余談になるがこの関東・関西学生王座決定戦は男子が5ダブルス、女子は3ダブルスの点取り戦で行われていた。ここまでは通常のリーグ戦と同じ。しかし、個々の対戦がなんと7ゲームの3セットマッチだった!!(開催地は関西、関東で交互に)

昔はよかった・・・という話しではないが、ユニークなアイデアの大会が多かったとおもう。見せかけだけのショーアップ(〜〜ソフトテニスにかぎらず最近そういうものが実におおいのは嘆かわしい〜〜)ではない本質的な演出(セット制)ではないか、とおもうのだか...
地区学連対抗は各地区の混成チームによる団体戦(男子5組、女子3組いずれも点取り)、こちらは東京で開催されていた(アウトドア)。

エンターテイメントとしては最高に近い・・・

閑話休題。

私は以前のこの大会のレヴューで以下のように書いた。

学連トップは猛者、天才の集合体だ!!

『東京体育館では毎年いくつかのビッグトーナメントが開催されるが、その中でこの全日本大学王座は、ある意味、一番おもしろいかもしれない。才能溢れる若い選手たちが団体戦というハイになりやすい競技法のなかで、実力以上、いや実力を目一杯発揮する、といった風である。
男子学連のトップというのは全国各地で鳴らした猛者、天才の集まりであり、すべてが一番手、腕におぼえのある強者の集合体である。そんな連中が思う存分力を発揮したらどういうことになるか、というのがこの大会なのである。
各地区の一位校が選抜されており、地区間の格差はすくなからずあるので、最初からすごいというわけではないが・・・もっと観客がいてもいいし、見るテニスとしては、つまりエンターテイメントとしては最高に近いのではないか?とおもう。・・・・』

このあと、しかし・・・・とつづくのであるが、ここまで書いたこともまた本音であり、いまでもそれはかわらない。近年平日開催がつづいているが、なんとももったいない!!『惜しい!』というしかない。東京体育館にこだわるのでなく休日開催にこだわってほしいものだが・・・IMGP1154

2003年大会ではあのバズーカサーブも披露された。

さらに余談だがバズーカサーブがみられたインドアはこの大会だけである。

2002年のアジア競技大会では韓国が7冠完全優勝を遂げた。その決定的な要因となったのが韓国男子が繰り出した最終兵器バズーカサーブである。

当時、韓国で開催される国際大会は韓国ボール(日本製に比して柔らかく軽い)で行われていた。バズーカサーブは韓国ボールの特徴を極限まで発揮した打球技術といわれ、事実そうであったとおもう。ただ一部でいわれているように『韓国ボールでしか打てない』というのは誤りだ。それが2003年の全日本大学王座で証明されている。

この年は韓国から初めてトップ大学を招待、やってきたテグカソリック大のキムジュンユンがものの見事な日本ボールによるバズーカサーブを披露、テグは1、2年だけのメンバーながら優勝をはたしてしまう。

バズーカサーブに関してはこちら 
—>新世代のヴィルトゥオーゾ(クリック)
—>あるいはこちらも『それぞれの釜山』

2003年大会優勝のテグカソリック大学。初来日、当然初出場しかも創部2年目の快挙。ダブルフォワードにバズーカと異次元のテニス。このときのメンバーのうち5人(キムジェボク、イゾンウ、キムジュンユン、パクチャンソク、オソンリョル)がその後国家代表までのぼりつめ、現在も韓国男子の中心を成す、
2003年大会優勝のテグカソリック大学。初来日、当然初出場しかも創部2年目の快挙。ダブルフォワードにバズーカと異次元のテニス。このときのメンバーのうち5人(キムジェボク、イゾンウ、キムジュンユン、パクチャンソク、オソンリョル)がその後国家代表までのぼりつめ、現在も韓国男子の中心を成す、

キラ星のごとく

全日本大学王座にグレードアップして30数年を数える同大会、

2008アジア選手権でのキムドンフン。このときが彼の初国際大会、まさに衝撃的なデヴューだったわけだが、この半年前の王座戦に出場していた。
2008アジア選手権でのキムドンフン。このときが彼の初国際大会、まさに衝撃的なデヴューだったわけだが、この半年前の王座戦に出場していた。

いままで出場した選手には 楊勝發、李佳鴻(台湾台北体育学院)、キムジェボク、イゾンウ、キムジュンユン、パクチャンソク、キムドンフン、オウソンリョル(テグカソリック大)、ファンジョンハン、ペウオンソン(インカ大)、黄軍晟、葉佳霖、周秋萍、江婉綺(台湾体育学院)と時のスーパースター、あるいはその後の国際大会の主役クラスがキラ星のごとく並んでいる(日本選手はいわずもがなである)。
ちなみに不慣れなインドア(韓国、台湾にはインドア大会は皆無に近い)ながら男子で韓国(テグカソリック大)、台湾(台湾体育学院)が一度づつ優勝している。(既出コラムに大幅加筆しました)




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