今年度韓国NO.1オソンユル・キムキソンが出場!!ヨネックスカップ国際札幌大会海外招待選手 12月18日 札幌市きたーえる

ヨネックスカップ国際札幌大会 12月18日 北海道立総合体育センター(北海きたえーる)

近年、他のビッグインドアと重なることがおおい札幌国際。今年も日本リーグ(16、17、18豊田市)と重なる。昨年のように全日本インドアと同日開催よりはいくぶんマシではあるが・・・・
海外選手を毎年招待するインドアは過去数大会(熊本インドア、宮崎インドア等)あったが現在はこの札幌大会だけとなった(アウトドアではアジアカップと九州オープンがある)。ことしも韓国、台灣から男女それぞれ一組づつ計4組がやってくる。ここではその注目の8選手を簡単に紹介。(上画像は韓国のキムキソン)

台湾はアジア選手権代表が4人

まず昨年優勝(余凱文・林韋傑)の台灣男子はアジア選手権にも出場した葉修豪・杜咸翰。

葉修豪は名前衛葉育銘(1995世界選手権、1998アジア競技大会ダブルスファイナリスト)を父に持つ。今年の台湾代表選抜戦一位(余凱文・葉修豪)、杜咸翰は二位(杜咸翰・劉家綸)。ともにこの札幌国際は初出場。インドアということでは葉は高校時代アゼリアカップに2度出場している。

先のアジア選手権では調整不足から目立つことがほとんどなかった台灣勢だが、得意の遅いコートでどのようなテニスを見せるか?当然2年後の中心を担うであろう期待の選手だけに注目だ。

女子もアジア選手権代表の郭千綺、馮子瑜。郭は2年ぶりの出場。

葉修豪、郭千綺、馮子瑜の3人が台北體院(台北市立大)、杜咸翰が台中體院(台灣体育運動大学)の所属。男女ともに普段組んでいるペアではない。as164797

韓国男子はベテラン オソンユル・キムキソン

韓国男子、秋の韓国最大のイベントナショナルフェステバル(国体)で優勝したベテランオソンユル・キムキソンがやってくる。今回の海外招待選手でもっとも注目して欲しいペアだ。

2013世界選手権でのオソンユル(韓国)。-ー以前はオソンリョルと表記していましたが、ネイティブスピーカーに再度、確認検証していただいた結果、『オソンユル』表記が原音近いとの助言を受けましたので今後そのように改めます。—

オソンユルはキムキョンハンとのダブルフォワードで2003年世界選手権ダブルス三位(韓国が1、2、3位)。シングルスも3位。その時はまだテグカソリック大の学生(全日本大学王座で優勝)だった。

2000年代中盤から現在にかけてはテグカソリック大の時代といっていいが、その最初の刺客がこのオソンユルである。元祖ダブルフォワードの一人であり、2003年大会では先輩たちがあまりに凄すぎたので目立たなかったが・・・

卒業後はムンギョンに所属、今シーズンよりチャンニョンに移籍となった。

キムキソンは現在最高の名手の一人

ペアを組むのはキムキソン。

キムキソンは国際大会出場歴こそないが、現在の韓国を代表する前衛、世界的にみても現役最高の名手の一人である。

2012中山盃でのキムキソン
2012中山盃(台中)でのキムキソン

昨年まではイゾンウ(2005、2008国家代表 テグカソリック大4人めの刺客だ)とのペアで暴れまわり、何度も代表の座に肉薄。そのいわく言いがたいフリースタイルのテニスはなんとも魅力的だった。2012年の中山盃国際大会にこのペアで出場し、林鼎鈞・劉家綸、鹿島・井口らをおさえて優勝している。

そのイゾンウが古巣であるウムサンにもどったことで今年4月の国家代表選抜(代表選抜は前年の成績上位で出場が決まる)でこのペアは解消ということになり、今年これほどショックなことはなかったのだが、そこにオソンユルとの新ペアである。この新ペアでいきなり韓国一位となったわけである。国体優勝は最高の出足であろう。来期以降の活躍がおおいに期待される。

というのもイゾンウとオソンユルは相似形といっていいのでおそらくはそのスタイルを継続しているであろうからだ。

韓国女子 キムジヨン怪我のため出場辞退!!コウンジは昨年に続く出場。

世界チャンピオンであり、先のアジア選手権ではシングルス、国別対抗団体戦に優勝し二冠、キムボムジュンと組んだミックスダブルスで準優勝、コウンジと組んだダブルスで3位となったキムジヨンが昨年に引き続き出場予定だったが、怪我のため急遽同じオクチョンのユンソラに変更になった。ユンソラはオクチョンの二番手として上位で活躍しているが代表経験はなし。

左からオソンユル、キムキソン、ユンソラ、コウンジ
左からオソンユル、キムキソン、ユンソラ、コウンジ
これは昨年の韓国国体の表彰式の様子。一位がオソンヨル・キムキソン。2位が世界チャンピオンのイスヨル・パクキュチョル。BY NEWSCAN

日本からは新天皇杯チャンピオンの船水・星野、その船水と組んでアジアチャンプとなった上松等、若さ溢れる選手達が出場。t0164191

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新皇后杯チャンピオン 志牟田・地中
新皇后杯チャンピオン 志牟田・地中






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